地中熱利用のすすめ 設置例

設置例

国内では、まだまだ設置例はそう多くはないのですが2000年度末時点での具体的な導入実績としてNEDO関連での導入例として15例が挙げられていて導入の用途としては、以下のようになっています。また、この他にも、民間での採用例も数十例あるといわれています。詳しくは、「地中熱利用促進協会」のホームページに導入事例が報告されていますのでそちらをご覧ください。

  • マンション暖房
  • ホテル冷暖房給湯
  • 事務所冷暖房給湯
  • 温水プール
  • 住宅
  • 展示コーナー
  • 研修室
  • 道路融雪

また、当社でも設置工事が行なわれております。
実際の施工の風景を公開しておりますので「地中熱システム施工状況」からご覧下さい。

なお、同じくNEDOの調査では、2010年度の導入見通しの累積台数は、約10万台(ビル、住宅込み、住宅10kW(冷房能力)/1台件と換算)とみられており、二酸化炭素の削減量としては、122万トンに達するのではないかと考えられています。このようなことから、今後、認知度が上がるにつれ急速に普及していくのではないかと期待されています。

諸外国での評価

それでは、諸外国においては、地中熱利用ヒートポンプシステムはどのような状況でしょうか?
NEDOが行った調査によると、海外では急速に普及が進んでおり諸外国での導入実績は以下のようになっています。

  台数
(千台)
人口
(百万人)
台数
(千人あたり)
出典
アメリカ 500.0 250 2.0 GeoExchange,2000
ドイツ 50.0 80 0.6 Clauser,1997
スイス 42.0 7 6.0 GHC,2001
フランス 9.0 55 0.2 Mogensen,1998
日本

アメリカ合衆国では、EPAが、各空調設備の比較検討を踏まえて「場所や発電システムによるが、将来現れる(高効率の)地中熱利用ヒートポンプシステムが最も年間エネルギー効率が高く、環境負荷が低いシステムである」と発表しこれを機に普及をすすめています。また、DOEの行動計画に位置付けられ更なる普及に向けて活動を展開中です。

有名な建物への導入事例としては、オクラホマ州議事堂、クリントン前大統領、ブッシュ大統領の私邸などがあります。また、多くの地中熱利用ヒートポンプシステム機器がEPAが指定する「ENERGY STAR」ラベル商品の指定を受けているため、導入に関しては、銀行などの金融機関が行っているローン優遇措置が利用できるようです。

スイスでは、アメリカ合衆国よりも古くから地中熱利用ヒートポンプシステムを環境対策の一環として取り組んでいます。2000年までに平均出力25kWのヒートポンプを10万台設置する目標が掲げられていて、「Energy 2000年-ヒートポンプ推進計画」と呼ばれているそうです。

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