地球の温暖化

ここ近年の地球温暖化問題は、温室効果ガスの排出量の増加がその主な原因ではないかと言われています。
京都議定書の締結をはじめ世界レベルで各方面から様々な形で排出量の削減に向け努力されています。しかし、残念なことに現在も一部の国を除き排出量は増加傾向にあり更なる努力が必要と言われています。
このまま地球の温暖化が進むと、海水温の上昇により海水面の上昇が起こり海岸線を多く持つ国々の国土の消失や、高潮被害の増加、更には、異常気象や、熱帯病の蔓延など深刻な問題も多く発生してくるのではないかと心配されています。

温室効果ガスの削減に向けて

温室効果ガスとは、地球上から宇宙空間へと放出されている熱の発散を阻害してしまう効果を持つガスの総称です。
この温室効果ガスには、二酸化炭素、メタン、フロン、ハロン、一酸化二窒素などが代表的な物質として挙げられています。
これらのガスの中でも特に二酸化炭素は、地球温暖化に対する寄与度が、IPCCの調査では、約6割を占めていて特に注意を払う必要があるようです。

これから、温室効果ガスの中でも最も地球温暖化への寄与度が高い二酸化炭素の削減を、エネルギーの供給と消費の両面から考え地中熱利用型ヒートポンプシステムの有効性を検証してみましょう。

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