住宅地盤のトラブル

平成11年6月15日に成立し、同23日に公布された「住宅品質確保促進法」が平成12年4月1日から施行されました。本法案は、新築住宅の基本構造部分に欠陥があった場合、住宅業者に対し10年間の無償補修を義務付けるものです。住宅を支える地盤についても当然厳しい要求がされるようになる事と存じます。かかる状況下この大切な地盤を確実なものにするため住宅地盤の調査機、及び地盤改良機について、この際ぜひご導入のご検討を賜りたくお願いします。

住まいを支えている地盤の性質は見ただけではわかりません!

支持力不足で、二軒の屋根が引っ付いてしまった

軟弱地盤のような耐久性のない地盤への住宅建築は、地盤沈下・住宅破壊・ひびわれ・雨漏りなど、さまざまな問題をまねきます。
くつろぎの空間であるはずの住まい。そんな大切な空間が、不安定であってはなりません。私たちは、しっかりと地盤調査を行い、その地盤にあった確実な基礎地盤づくりをお薦めしています。

支持力不足により沈下をともない、建物にクラックが生じた。

軟弱地盤の圧密沈下により、建物とポーチとの間に段差が生じた。

地盤沈下のため、建物に歪みが生じ、壁に異常が発生した。

地盤調査でトラブル回避

ワイビーエムでは、地盤の調査から改良工事まで、数多くのデータによる一貫したシステムと最新鋭の機械で、あらゆる地盤に最適に対応しています。

ワイビーエムは、自社開発の全自動地盤調査機オートマチックGRでスクリューウエイト貫入試験(旧:スウェーデン式サウンディング試験)を行います。調査データは、オートマチックGRに自動的に入力されますから、正確な地盤情報がすばやく得られます。

スクリューウエイト貫入試験

この試験は、JIS A 1221に規定されている地質調査方法です。
スピーディで正確な地盤調査を行うために、住宅地の地盤調査で最も信頼できるスクリューウエイト貫入試験を採用しています。

地盤改良工事 -柱状改良工法-

特殊な攪拌翼で掘削しながら固化剤を注入し、柱状に固化する工法です。狭い場所でも搬入・施工が可能な工法は、住宅密集地などの都市型地盤改良工法として注目されています。また、地盤改良工事専用機として自社開発した機械システムは、低振動・低騒音なので周辺への迷惑が少ないため、広範囲な工事に採用されています。

柱状改良工法の施工方法
柱状改良後の現場写真

地盤調査のデータを詳しく解析し、目的に応じた地盤強度を実現するために、あらゆる角度から検討を重ね、柱状改良工法設計により建物の規模と地盤に応じた経済的な設計が必要です。

地盤改良工事 -鋼管杭打設工法-

炭素鋼管を使用し、支持層まで回転貫入し支持力を得る工法。

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