東京都 府中市 「府中へら鮒センター」様

府中へら鮒センター様管理釣り場概要

水面積 2,000㎡
平均水深 2.5m
総貯水量 5,000t
開場年度 昭和50年
客席数 117席

設置機械構成

酸素溶解システム設置 / 平成17年5月

  1. フォームジェット(酸素溶解装置 J/4) 2台(へら鮒池)
    ※ポンプは既設の地下水揚水ポンプを利用
  2. フォームジェット(酸素溶解装置 FJL-6-SP(旧JTC-6000W)) 2台
    (鯉池:1台 雑魚池:1台) 消費電力0.39kW/台
  3. YO-008(酸素濃縮装置  酸素流量8NL/分) 1台 消費電力0.9kW/台
    (酸素1NL/分を鯉池と雑魚池で使用。7NL/分をヘラブナ池で使用)
  4. 処理水量  576t/日(24時間/日 連続運転)
  5. 供給酸素量:13kg/日(24時間/日 連続運転)
    (必要な酸素は酸素濃縮装置により空気中から抽出されます。)

酸素溶解システム導入目的

  1. 供給地下水(溶存酸素濃度2.9mg/L)に酸素供給を行い高濃度酸素水として池に供給する。
  2. 溶存酸素濃度(DO値)の改善によりヘラブナの活性を向上させる。
  3. 底層付近の貧酸素状態を改善する(池底のヘドロ化の防止)。酸素欠乏によるへら鮒の斃死防止。
  4. 水質の維持管理(アオコ・悪臭発生防止)。
  5. 各ポイント(底から表層)での釣りが楽しめる環境づくり
  6. 水質悪化による釣果低下の防止等

地下水供給配管に酸素溶解装置を接続し酸素を溶解することにより、これまで溶存酸素濃度2.9mg/Lで供給していたものが今では20mg/L以上に上昇した酸素リッチな地下水を供給できています

ヘラブナ池の酸素溶解装置(J4)
ヘラブナ池の酸素溶解装置(J4)
鯉池の酸素溶解装置 FJL-6-SP(旧JTC-6000W)
鯉池の酸素溶解装置
FJL-6-SP(旧JTC-6000W)

高濃度酸素水噴射装置

酸素溶解システム導入による溶存酸素濃度の変化

導入時期:H17.5.27

溶存酸素濃度:mg/L

酸素溶解装置稼動前
(測定日:H17.5.24)
水深m 表面水
50cm
汚泥上
cm
水温 DO 水温 Do
A 橋中央 22.2 5.0 22.2 4.8
B 013 22.3 5.2 22.2 3.5
C 023 22.3 5.0 22.0 2.0
D コーナー 22.3 5.0 22.2 2.3
E 080 22.3 5.0 22.2 2.6
F 排水口 22.3 5.2 22.2 2.5

溶存酸素濃度:mg/L

装置稼動2日後
(測定日:H17.5.29)
水深m 表面水
50cm
汚泥上
cm
水温 DO 水温 DO
A 橋中央 22.5 12.6 21.9 9.8
B 013 22.5 12.7 22.3 12.2
C 023 22.4 12.8 22.3 12.8
D コーナー 22.3 12.5 22.2 12.3
E 080 22.7 12.5 22.3 11.5
F 排水口 22.3 12.5 22.2 12.0

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