2022年度 創立記念挨拶

今年の4月5日でワイビーエムは76才になりました。今回の創立記念式典の話は、ワイビーエムのマスコットキャラクター「ラッキーモール」を取り上げてみました。

ラッキーモールの「モール」は、英語で「もぐら」を意味します。「ラッキー」は、幸運という意味です。吉田の「吉(きち)」もラッキーです。一説によると、初代社長の吉田力之助の名前「力(リキ)」に由来しているとも言われています。

ワイビーエムは穴を掘る機械を作っているイメージを元にモグラをキャラクターに選んでいますが、登場した時代がはっきりしません。
昭和62年ころ、その当時はAPI認証も受けていましたが、さすがにラッキーモールの記録は残っていません。昭和62年前後に、唐津市内の展示会で、ラッキーモールのシールが配られていたという目撃情報があったことを、伝え聞いたことがあります。今から35年前にラッキーモールは誕生したのではないかと推測しています。

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キャラクターを企画したのは、2代目社長の吉田勝之助であることは間違いありません。しかし誰がデザインを考案したのか、誰が絵を描いたのかは不明です。

さてこのラッキーモール、ヘルメットを被った姿が誰かに似ているのですが、モデルは2代目社長の吉田勝之助ではないかとも言われています。それは勝之助社長が晩年かなりふくよか体型であった為です。ラッキーモールがメガネをかけていたら間違いないのですが。

ラッキーモールのデザインはいくつか存在しますが、代表的なものは、立ち姿で40周年記念植樹で用いた金色スコップを模した先端がメタルクラウンのスコップを持っているものです。※1

この40周年のとき、ワイビーエムグループに200名の仲間がいたことで、岸山工場には200本の桜が植えられました。植えられた桜は、すぐ隣の四季の丘公園の桜とも相まって、この時期になると400本くらいの桜が咲き誇り、隠れた桜スポットとなっています。

どうも昭和62年4月5日の40周年の時にラッキーモールは誕生したようです。

昭和54年に「モール40」という、横堀の機械を製造していましたが、この機械はラッキーモールより早くモールという言葉を用いています。もしかしたらラッキーモールの前身なのかもしれません。誕生してから35年間、Tシャツにプリントされたり、色々なグッズに使用されたりと可愛がっていただいているラッキーモールの誕生に迫ってみました。

話は代わり、未来の話をします。昨年よりDXの取組として、デジタルマーケティングに挑戦しています。ホームページのリニューアル、営業方法の変更等です。その取組のひとつとして電子商取引(EC)の導入も予定しています。

受注から発送・回収、極力人の手が介入しない仕組み(サイト)をインターネット上に立ち上げます。
このECサイトの名前を「ラッキーモール(Lucky Mall)」とし、今年の10月1日の開設を目指しています。Mallは、カタカナで書くと「モール(Mole)」でモグラと同じになりますが、ショッピングセンターを意味します。普段のようにお客様に気軽にご利用いただける名前としました。

ワイビーエムのデジタルマーケティングは、技術力だけではなく、営業にも力を入れていきます。
先人達は色々なことに取り組んできましたが、我々もこれから歴史を作っていきます。楽しいこと、苦しいことを繰り返しながら、100周年を迎えるように頑張っていきます。

代表取締役社長 吉田力雄

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